【漫画】蒼天航路 曹操の生涯を容貌の変化から追う

曹操　幼少期



奸雄にも当然子供の頃はあった。
目の下にあるキズのような跡は
蒼天曹操の生涯通じる特徴となっていく。

この頃は幼名の阿瞞を名乗っていた。
蒼天航路においては阿瞞とのみ表記されているが、
この阿瞞は今で言うところのあだ名で真の幼名は吉利と言う…説もある。

「瞞」は嘘つき、騙すなどあまりいい意味ではないため、
曹操の品行の悪さからついたあだ名と見なすのが自然か。

曹操　青年期



大変壮大な台詞を吐いているが、これでもまだ16歳である。
既に近隣の不良達から厚い信望を得ており、
幼馴染の袁紹と一緒に花嫁泥棒を行なっていた。

蒼天オリジナル要素としては、
異国の女人、水晶との悲恋や爆裂団の頭目に担ぎ上げられたりしていた。

曹操　黄巾討伐時



もう29歳である。

劉備が主人公の三国志漫画では、初登場はこの頃。
敵に火計を仕掛けた劉備率いる義勇軍が
敵を掃討している最中、颯爽と援軍として登場。
自らの名を劉備に告げ、只者ではない雰囲気を出した後に去っていく。

主役の蒼天航路では、
潁川の地で黄巾最大の食料庫を味方ごと焼き尽くし
世の流れを官軍に傾かせるほどの戦果を上げる大活躍ぶりである。

曹操　反董卓連合軍参加時



諸将に檄を飛ばし、反董卓連合を結成。
この頃から無精髭が生えてきた。
たまに剃った状態で姿を現すことも。
30代になっても髭を貯える気にはならないようだ。

曹操　徐州進行時



実の父が盗賊によって殺害されてしまうが

「そうか　わかった」

の一言で済ませてしまうのが蒼天曹操の凄いところ。
「血涙を流して悲しんだ」という記述がある史書もあるのに…

その後、上記画像の一聴しただけでは
意味不明な事を述べて出撃。悪名高い徐州の虐殺を開始した。

要は青州兵試運転を兼ねた覇業への一歩だったようだが、
それって親の仇討ちの史実より性質悪くないか？

曹操　呂布討伐時



呂布を下丕βの城に追い込んだ頃の曹操。
呂布の人材としての価値を検分に来たが、
完成された伝説となっていたのでこのままに縊り殺しました。

髭が次第に濃くなってきており、歩んできた年月を感じさせる。

曹操　官渡大戦時



いよいよ旧友、袁紹との決戦。
中原の覇者を決定付けた非常に重要な戦いなのだが、
横山光輝作の三国志では掲載雑誌移行のゴタゴタやらで
見事にカットされた悲劇のシナリオだ。

劉表と語らう劉備の
「その通り。官渡での敗戦は意外でした」
の一言で片付けられた事は一生忘れない。

そんなたっくんのモヤモヤを蒼天航路は晴らしてくれたが…
とんでもない展開になってしまった。

将軍は兵卒に！軍師は書記官に格下げだ！！

北方征伐～晩年編へ続く

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